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2011年05月27日

RAU DEF VS ZEEBRA YouTubeバトルはもっと盛り上がれ

日本のHIP-HOP界を代表するZEEBRAと、この前紹介した新鋭ラッパーRAU DEFくんの、ラップによる中傷バトル(BEEF)が一部で話題になっているようなので、一連の楽曲をまとめてみました。
実力派ラッパーによる、新世代・旧世代の応酬をお楽しみ下さい。

■RAU DEF: KILLIN EM (発端となったZEEBRAへのBEEF)


■ZEEBRA: Die By The Beef(ZEEBRAのアンサー)


■"Trap Or Die" #ZEEBRAISTRAPPED(RAU DEFによる新たなBEEF)


■参考:一連のDisバトルについて ライムスター 宇多丸の見解


一部で、と言いましたが、このバトルはもうちょっと話題になってもいいんじゃないかな、と思うわけです。
何故なら、日本語ラップを含めた、日本のHIP-HOP…もっと言えば、日本の音楽業界そのものが、いろいろな意味で危機的状況にある今、なんとかこのあたりから復活の兆しが表れてくれないかな、という願望があるからです。

業界自体の金回りが悪いことで、音楽業界はジリ貧になり、「とにかく売れる曲」一極集中の販売・広告戦略が蔓延し、結果として、音楽性の多様化が阻害され、さらに楽曲が売れなくなるという悪循環。
これは例えばAmazonが提唱するような、「ロングテール」なる、ユーザーの趣向を重視した戦略とは真逆の姿勢であって、日本の音楽業界は決定的に舵の切り方を間違えたのではないかと思います。

そこで、YouTubeでの楽曲の発信、Twitterでの販売促進などの広告戦略、ダウンロード販売(セキュリティ強化が必須だけれど)などを利用してもらって、無能で倫理観のないレコード会社を通さない、できるだけマージンが少ない方法を取ることで、クリエイターもユーザーも生き残っていけるのじゃないかな、ということを以前から思っています。

テレビの音楽番組でやってるようなのじゃなくって、ちゃんとかっこいい音楽が聴きたい!っていう人たちは潜在的にわんさといると思います。
HIP-HOPに関しては、いつもお弁当ありがとうとか、ラブソングの合いの手とか、そういうのばっかでいい加減、もうみんな耳が腐っているのです。
RAU DEFくんのような新しい才能も出てきてることだし、ちゃんとした才能にはちゃんとした評価と地位を与えてやらないと。

というわけで、斉藤和義の原発批判ソングもそうですが、こういうのをどんどん楽しんで盛り上げることで、最低な状況を打破するきっかけになってくれればいいなと思っています。



posted by kei-onodera at 02:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月25日

原発事故対応と原子力計画の欺瞞 -参議院行政監視委員会での小出裕章氏-

2011年5月23日、参議院行政監視委員会に、以前このブログでも紹介した、京都大の小出裕章氏、元東芝原子炉格納容器設計者の後藤政志氏、地震専門の科学者である石橋克彦氏、ソフトバンクグループの創業者、孫正義氏が参考人として招致されました。

この4人は現在の原発事故対応、原発推進派への懐疑姿勢をとっており、なかでも前者3人については、原子力と地震の専門家でありながら、推進派によって目の敵にされてきた人たちですから、今回の招致というのは本当に異例なことであり、この件に関し、政府の対応は評価できるところです。

4人とも、それぞれの立場から、論理的で心を打つ見解を述べましたが、ここでは小出裕章氏の語った内容を紹介します。
内容のポイントは別に簡単な箇条書きにしておりますので、あわせてご覧ください。



現在までに行われ、進行中の原子力計画について

・原子力は大変貧弱な資源である。

・原子力の資源であるウランの埋蔵量は非常に少ない。石油に比べれば数分の一、石炭に比べれば数十分の一しかない。

・そこで原子力を推進している人たちは、高レベル放射性廃棄物が発生する高速増殖炉を作り、プルトニウムを増殖していく計画を進めた。

・しかし今日に至るまで、計画は先送りし続けられ、完成の見通しが全くついていない。

・現在行われている高速増殖炉計画は破綻している

・高速増殖炉もんじゅでは、すでに一兆円以上の予算が使われている。

・日本の法規に照らすと、一兆円の詐欺は一万年の実刑にあたる罪である。

・仮に高速増殖炉計画の責任者が100人だとして、その罪は1人につき100年の実刑にあたる。

・行政は今日に至るまで一切責任を取っていない






福島第一原発の事故について

・ひとつの原子力発電所が一年動くたびに、1トンのウランを燃やす。

・機械は故障する、人は誤りを犯す。このことを、原子力を推進する人は、「めったに起きない」、「想定不適当」とし、無視することにした

・電力会社は、「原子炉格納容器は、絶対に壊れない」という考え方を採っている。

・しかし、実際に事故は起き、放射性物質は外に漏れている。

・行政の対応は不適当である。

・防災の原則は、危険を大きめに評価してあらかじめ対策を取っていくこと。パニックを起こさないためには、常に正確な情報を伝えること。

・しかし、政府は常に事故を過小評価し、楽観視し、隠蔽してきた。

・誰の責任かを明確にしないまま、住民や労働者に犠牲を強制している。

・現在の日本の法律を厳密に適用するなら、福島県全域といってもいいくらいの広大な土地を放棄しなければならない

・今後その被害額は、東京電力が何度倒産しようと、日本国が倒産しても購いきれない額になる。



そして最後に小出氏は、ガンジーの墓碑に刻んであることばを引用し、原発に関わってきた全ての人ひとりひとり、行政に携わるひとりひとりに猛省を促しました。

彼の説明や主張を聞いていると、原発推進派の学者や、東京電力、保安院、政府による説明・主張が、いかに不正確で分かりにくく曖昧であり、また危険であるか、被害者の心情をないがしろにしたものであるかを痛感します。

自民党・民主党による行政管理、電力会社を始めとする原子力関係の団体などの公益事業従事者も、国民の安全と利益を最優先にしなければいけない、にもかかわらず、私利私欲と自己保身から、国民の生命を危険にさらし、欺瞞と情報の隠蔽を繰り返してきました。
彼らは、相応の社会的・倫理的な責任を取らなければならないはずです。
また同時に、見通しの立たない原子力事業計画は即刻断念をし、新たに、安全な自然エネルギー計画を策定し、原発ビジネスを根絶やしにすることも、責任の取り方のひとつであるとも考えます。

引き続き氏の活躍、政府のサポートを望みます。


posted by kei-onodera at 04:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月24日

キミはどんな世界を創造する? 最先端立体映像詩

以前、ビョークのミュージック・ヴィデオ「ワンダーラスト」を紹介したけれども、その映像を手がけたEncyclopedia Picturaが、同時期に制作していた、TVゲームのためのプロモーションヴィデオ、"How Will You Create The Universe?"を蔵出ししているようです。



数年前の作品ではあるものの、ほんとにため息が出るほど圧倒的な世界観です。
ここでは、マンデルブロ集合をモチーフに、パラノイア世界とファンタジー的なアニメーションが融合した、かわいくも気持ちの悪い世界がかたちづくられています。

アーティストが、ゼロから世界を創造する場合、描写力はもちろんですが、それに加え、「センス」と「説得力」が必要になると思います。
それを支えるのは、「美醜どちらも兼ね備える度量」があるかどうか、というところも大きいのだと、これを見ると思えてきます。
優れた絵画、優れた料理などにも同じようなことが言えますが、ハイレヴェルな作品は、苦味やえぐみなどのいろいろな要素が複雑に絡むものであるはずで、ただただサッカリンのように甘いだけでは、安価なお菓子コーナーにカテゴライズされる運命にありそうです。
posted by kei-onodera at 14:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 映像 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月22日

RAU DEFの台頭で日本語ラップが新境地に入る



昨年から話題になってたらしいRAU DEFくんは、自分でも「まだ若いから〜」と言ってる通り、20歳くらいの新鋭ラッパー。

現在までのほとんどの日本語ラップは、日本語と英語を混ぜて韻を踏む(rhyme)スタイルをとっている。
英語のラップは聴くけど、日本語ラップには違和感を持つという人の多くは、日本語と英語の、本質的なアクセントの差異を気にしているのではないかと思うんだけど、このRAU DEFの節回し(flow)は、ほとんど英語的発音で日本語詩を発声するという、新たな境地を開拓している。

近年の、例えばSEEDAなどによる、バイリンガルラップに近いアプローチではあるけれど、センスやメッセージ性の強さなどの意味で敬遠していた私にとって、決定的な人が現れたなという印象。
このメソッドでいけば、すべて日本語だけでもかっこよく仕上がりそう。



punpeeプロデュースの"DREAM SKY"をはじめとした、デビューアルバムESCALATEが発売中。


posted by kei-onodera at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月17日

「子供たちを無理心中に引き込まないでください」俳優・山本太郎の魂のメッセージ



TVでは連日、芸能人などによる「復興メッセージ」が放送されていますが、私がそれら「頑張ろう」、「ひとつになろう」などのメッセージに共通した違和感を感じるのは、具体性がまるでないことです。
彼らは自主性なく、誰でも言えるような抽象的な言葉を、ただ言わされているだけなのでしょう。
私は先日、家屋や家財道具が津波で流された知人と話しましたが、その人に対し、「でも頑張ろうよ」、「日本はひとつだから大丈夫」なんていうセリフはとても言えませんでした。
今現在、私も含めた「被災者」に対して、近親者以外の人物が実効性のあるメッセージが発することができるのだとするならば、それは具体的に役に立つ情報だったり、状況改善のためのサジェッションしかあり得ないと思います。

「疎開せよ」という意見は極論のように聞こえますが、科学的根拠をもとにした、至極論理的な結論かと思います。
これには反論のある人もいるだろうし、現実的に土地を動けないという被災者もいると思います。
ただ最低限、こういう意見もあるのだということは、知らしめるべきではないでしょうか。
TV地上波各局の多くは、パニック回避のためもあるのだと思いますが、状況が悪化し続けるなか、「でも大丈夫」という論調を、大枠では崩しません。
しかし国民には、「知る権利」があるはずです。
現実にこのような意見を持っている人も多いはずなのに、それらが大手メディアでは全く封殺されるというのは、異常な状況です。

主演を含め、数多くの映画・ドラマへの出演作を持っている山本太郎氏が、今後のリスクを引き受け、このようなメッセージを発信したことに敬意を表します。

※オペレーション・コドモタチは、映像クリエイターの横川圭希氏とHip-HopグループNITRO MICROPHONE UNDERGROUNDのDELI氏が立ち上げた、「避難勧告の出ていない汚染区域のコドモタチになにがおきてるのか?あるいは何が起きようとしてるのか?を考えて守っていく作戦」で、現在賛同者・支援金などを募っているそうです。
posted by kei-onodera at 14:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月07日

首相の浜岡原発停止要請を受けて、与野党議員の反応

0d6d6812.jpg

以前から危険性を指摘されてきた、静岡県にある浜岡原発だが、今回、首相によって中部電力へ停止要請が出された。
記者会見で首相は、「これから30年間に、マグニチュード8以上の地震が発生する確率87パーセントという浜岡原発の安全性について、熟慮を重ねた結果、全部の原子炉の停止を、中部電力に要請することにしました。国民の皆様が、より節電にのぞむ事により、必ず電力不足は乗り越えられると信じます」と語った。
以下、それを受けて各党議員のコメントを抜粋した記事を紹介したい。

MSN産経ニュース与野党反応 自民・石原氏「電力供給はどうなるか」から
 石原伸晃自民党幹事長「電力供給はどうなるか、今後のエネルギー政策も含めて総合的に判断したのか。国会で十分な説明を求めたい」

 石破茂自民党政調会長「唐突な感じがする。いかなる権限で首相が原発停止を要請できるというのか。その決断をダメだとはいわないが、要請するからには根拠をきちんと示してくれ。それが政府の責任だ。とにかく止めろといわれても中部電力も困ってしまうだろう。このままではあちこちの原発を止めろという話にもなる」

 東順治公明党副代表「東海大地震の危険性は前々から指摘されていることだが、なぜ今なのか。いきなりすぎる。信じられない。東西日本の電力周波数の統一など他の手だては十分なのか。復興に向けて立ち上がろうとしているときに十分な検討を加えた上でのことなのか」

 福島瑞穂社民党党首「首相の英断を高く評価する。脱原発の未来を切り開く大きな一歩となる。東海地震が起きる前に決断してくれて良かった」

 穀田恵二共産党国対委員長「浜岡原発は活断層の上にあり、停止要請は当然だ。これを機に『安全神話』との完全な決別が必要だ」

 細野豪志首相補佐官「首相は4月初旬から浜岡原発を非常に意識していろいろな見解を聞いてくるような指示があった。中部圏の経済に与える影響が最大の懸念だった。非常に難しい判断だと思う」

これを見ると、主要な党の中で、浜岡原発停止について消極的な立場を見せているのは自民党、公明党だということが分かる。
私はこのことを、多くの有権者同様に、「自民党・公明党が最も原発事業との利害関係が根深いから」だと考えている。
投票行動の際は、有権者ひとりひとりが、基本的に「自公は原発推進を規定路線と考えている」ということをしっかりと理解した上で、判断して欲しいと願っている。

なお、中部電力において、原発停止時の発電量が問題になっているが、中部電力における、原子力による発電量は、以下の通り11%ほどでしかない(転載元:http://twitpic.com/4u26ap)。

(中部電力の発電可能総量に占める原子力発電の割合は11%.思ったより少ない.).jpg

さらに、中部電力の場合、この11%分がなかったという前提でも、過去最大(ピーク時)の電力消費量をまかなえるというデータを、資源エネルギー庁が発表している。
「じゃあ電力はどうするんだ」と言う議員は、このことを知っているのだとしたら、嘘をついているということになるし、知らないのだとしたら、根拠のない反対をしているということになる。
posted by kei-onodera at 15:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Rockstar Games「L.A.ノワール」ついに登場!

私も楽しみにしている、極悪ゲーム「グランド・セフト・オート」シリーズのロックスター・ゲームスから新たな日本版タイトル、「L.A.ノワール」が発売されます( PlayStation 3 , Xbox 360 )。
L.A.ノワール

内容は、黄金時代と呼ばれたギャング全盛時代のロスを舞台に、プレイヤーが凶悪事件を捜査する刑事となって戦う、というもの。
制作はオーストラリア、シドニーにある開発チーム、チーム・ボンディ。



このタイトルの最も素晴らしいところは、とにかくジェイムズ・エルロイごっこができる!ということですね。
「L.A.コンフィデンシャル」とか、「ブラック・ダリア」みたいな、あの熱いヤバいL.A.P.Dが汚職とか麻薬とか娼婦にまみれながら、ロマンティックなネオンや汚いダイナーの並ぶ猥雑な街を走り抜けていく、あの感じを狙っています。
下の動画にもあるような新技術にも目を見張りますが、とにかくゲームは、プレイヤーをノリノリにさせれば勝ちなので、雰囲気勝負だと思います。
その点、ロックスター・ゲームスって本当に分かっているなあ、と思います。


ハリウッドが戦後の黄金時代に沸くなか…
成功に溺れる街にLAPDの刑事としてコール・フェルプスが配属される。街には汚職や薬物取引が横行し、
殺人事件の数も増加の一途をたどっている。フェルプスは昇進と正義を追い求めるなかで、放火、恐喝、猟奇殺人といった事件を解決していく。
そして、ロスの地下社会と対決し、ときには警察内部の人間とも戦いながら、腐敗した街を根底から揺るがす真実を暴いていく。

L.A.ノワールでは革新的なアニメーション新技術により、演技する俳優の表情を驚くほど細部までCGで再現。
ハードボイルドな犯罪サスペンスとして、息もつかせぬアクションと迫真の捜査活動を融合し、未だかつてないインタラクティブな体験を実現している。
目撃者を尋問し、手がかりを探り、容疑者を追い詰め、誰もが後ろ暗いものを抱えて生きる街で真実を追い求めろ。


 


posted by kei-onodera at 09:44| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月01日

Yahoo!モバゲー「女王の箱庭」のデザインをしました。

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Yahoo!モバゲーアプリ、王国づくりシミュレーションゲーム「女王の箱庭」のデザインを、他デザイナーと共同で手がけました。

私の担当は、ロゴデザイン、ユーザーインターフェース(操作画面デザイン)、キャラクター(イケメン執事ナビゲーター、王様)など(その他忘れたものがいろいろ)でした。

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ロゴデザインです。

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ゲーム内容は、プレイヤー自身が女王となって建築物を立てて税収を得たり、レベルを上げて国土を拡大していくという、いわゆる「箱庭ゲー」というジャンルです。



このキャラクターは、いつも左下に居てプレイヤーを導いてくれる執事「レンドくん」です。イケメンですね。
ときおりまばたきをします。

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昨年からアプリはリリースされていますが、残念ながら2011年6月9日にサービスは終了してしまいます。ご愛顧ありがとうございました。
posted by kei-onodera at 09:17| Comment(4) | TrackBack(0) | WEBデザイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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