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2010年12月23日

森歩きのお供

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また、森を散策してきました。
8キロもないような周遊コースなので、体に負担が来るような距離でもないのだけど、往路は大きな池に沿った景勝コースだったので、アップダウンが延々と繰り返されます。
左右上下の動きの反復は、運動不足の体に、心地よいダメージを与えてゆきます。

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前回引き返したときは普通のスニーカーだったのだけれど、今回はティンバーランドシックスインチプレミアム(定番のウィート・ヌバック)で武装して行ったので、足の負担がほとんどなく、その絶大な効果にびっくりしました。
山歩きは足首が一番疲弊するのだけれど、そこへの負担がふくらはぎの広い範囲に分散されるのです。
ティンバーランドは、街で履くとヒールの高さから、逆に足の負担になってしまうので、やっぱりアウトドアで使うべきだと思い知りました。

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一人の森歩きは非常に楽しかったので、次はこのような軟弱なコースではなく、もっともっと危険な場所にも踏み込んで行こうかなと思います。
このブログが今後長期にわたって更新されなければ、私はそこで死んだものと思ってくださいね。




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2010年12月12日

学ぶことに国境の壁を作ろうとする者

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一連の尖閣諸島にまつわる問題で、日本と中国の関係が悪化している。
北朝鮮が韓国に向け砲撃をしたことで、北朝鮮に対する国内の目も厳しくなっている。

この流れで、以前からいわれていた、「高校無償化から朝鮮学校を除外する」という話が現実味を帯び始めた。

ここでふと、中国の文学者、魯迅のことを思い出す。
魯迅は、日本で仙台医学専門学校(現東北大学)に留学しているが、中国人が一人という状況下で、同級生達等から、いろいろな差別行為を受けた。
なかでもショックだったのは、中国人が処刑されるという内容のスライドを、授業中に上映されたということだったという。
しかし、日本人にも人はいる。そこで教鞭をとっていた藤野厳九郎医師は、中国人である魯迅に暖かく接し、非常に強く励ましていた。
Wikipediaからの孫引きであるけれども、以下に魯迅の『藤野先生』を引用する。

「私の講義、ノートが取れますか?」とかれは訊ねた。「どうにか」 「見せてごらん」  私は筆記したノートをさし出した。かれは受け取って、一両日して返してくれた。そして、今後は毎週持ってきて見せるようにと言った。持ち帰って開いてみて、私はびっくりした。同時にある種の困惑と感激に襲われた。私のノートは、はじめから終りまで、全部朱筆で添削してあり、たくさんの抜けたところを書き加えただけでなく、文法の誤りまでことごとく訂正してあった。このことがかれの担任の骨学、血管学、神経学の授業全部にわたってつづけられた。−中略−
 だが、なぜか私は、今でもよくかれことを思い出す。わが師と仰ぐ人のなかで、かれはもっとも私を感激させ、もっとも私を励ましてくれたひとりだ。私はよく考える。かれが私に熱烈な期待をかけ、辛抱づよく教えてくれたこと、それは小さくいえば中国のためである。中国に新しい医学の生れることを期待したのだ。大きくいえば学術のためである。新しい医学が中国に伝わることを期待したのだ。私の眼から見て、また私の心において、かれは偉大な人格である。その姓名を知る人がよし少いにせよ。

−訳文は竹内好訳『魯迅文集』第二巻、1976、p150・p154


魯迅は帰国後、藤野先生の希望には沿わなかったのかもしれないけれど、小説を書き始め、ついには世界を代表する文学者へと登りつめた。

藤野先生に出会わなかったら、魯迅の小説はまた違ったものになっていたのだと、私は思う。
彼の代表作「阿Q正伝」は、愚かな中国人の典型を描くことで、「社会の悪はわれらの内にある」ということを示し、中国人そのものを弾劾した。
中国が日本の脅威にさらされている時代に、である。
もし藤野先生との交流が無ければ、彼の憎悪の対象は、全て日本人に対して向けられていたかもしれない。
そのような狭量な世界観では、無論魯迅の名が残るような文学が完成するはずも無いだろう。
魯迅自身の才能と努力はもちろんだが、最も尊敬する師が日本人であったことが、彼のアイデンティティを複雑に、結果的に崇高に高めたのではないだろうか。
教育とは、それほどに重要で、人の生き方を変えるものであると思う。

支援を絶たれることで、教育を受けられない学生も出るだろう。それは、未来への道を断つことにも同義である。
教育費の問題で揺れる英国では、ロンドンの学生がチャールズ皇太子の乗る車を襲撃した。
未来を断たれるという怨嗟は計り知れない。

「私達の血税を何故朝鮮人なんかに使わなければならない?」と思う人は、「学問に国境など無い」という、藤野先生の大きな心と、学究への情熱を知るべきだ。
そして自分の醜さ、小ささ、まさに阿Qのような愚劣さに気づくべきである、と思う。

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2010年12月09日

「銀河鉄道の夜」の探求サイトを開設

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「銀河鉄道の夜」の探求サイト、宮沢賢治 銀河鉄道の夜の探求を開設しました。他運営サイトと同じく、マイペースに更新してゆきます。
よろしくお願いいたします。

posted by kei-onodera at 15:34| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

久しぶりに更新したよ。

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ウェブログに書き込むのは久々ですが、その間、PCと携帯のソーシャルアプリ制作のプロジェクトに参加して、日々忙しくしていました。
ですが、やっとひと段落ついて、平穏な日々が戻ってきましたので、また少しずつ再開できればと思います。
まず、節目節目に必ず挨拶に行く、魯迅先生の像のこと。
革命の闘士である、魯迅先生に会いに行くことで、「この犬!ブタが!」と、ののしって叱ってもらいたいのです。人間、こういう時間も無いと、どこまでも駄目になってゆく気がするのです。そんな心配をしなければならないのは、私だけかもしれませんが。

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そして、近所の森にも行ってきました。
病み上がりだったので、森の周遊コースを途中まで進んだところで、怖くなって帰ってきました。

もっと体力つけないとダメですわね。

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