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2014年05月25日

「鼻血は事実」として、福島の母親「美味しんぼ」言論抑圧に抗議



福島での原発事故を原因とした健康被害が実際に出ているかは、未だ実証されていないが、周辺で暮らしている住民が、体に何らかの原因不明の不調があったときに、チェルノブイリの被害を思い出して、「もしや」と思うのは当然だと思う。むしろ全く無関係だと思う方が、無神経ではないだろうか。
そのなかには、取り越し苦労の例もあるかもしれない。だが、放射線の被害のデータが少なく、専門家すら人体への低線量被曝の影響が十分に分かっていない現状で、例えば「美味しんぼ」で描かれたような鼻血の描写について、「そんなことはあり得ない」と断言することは、誰にもできないはずだ。
おかしいと思うのは、原因不明の体調不良について、それが「原発事故由来のものだ」ということを、事故の被害に遭った側が証明しなければならないということだ。そうではなく、加害者側が、それらの不安について丁寧に検証し、無関係だとすれば、それを証明する必要があるのではないだろうか。

「風評被害」という言葉は、ある意味で非常に便利で、声をあげた者を、復興を妨げる悪者にしてしまう。これは被害者を分断し、被害者同士を対立させる効果がある。そして、争いを避けるために、不安を持っている者たちは口をつぐんでしまうようになる。
首相を含め、原発再稼動を目指し、原発を他国へ輸出しようとする与党政治家たちは、「美味しんぼ」の描写に対し、「根拠のない風評被害である」とコメントした。
「美味しんぼ」の「福島の真実編」は、実際に原作者が現地に足を運び、現地の人々を取材した内容を書いたものであり、けして「根拠がない」と一笑に付してしまえるものではない。
「汚染水は完全にブロックされている」などと根拠のない発言をしているのは、むしろ首相の方だ。







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2013年09月08日

汚染水問題のなか、2020年五輪の開催都市が東京に決定

2020年のオリンピック、パラリンピックの開催地が東京に決定した。
福島県を自分達の電力供給のため犠牲にした東京、および日本政府は、福島第一原発の事故も収束しておらず、多くの近隣住民や県民達が自分達の土地に帰ることのできないような状況のなかで、会場建設、選手村建設などの開催事業にあたる。
これは、震災による復興のための資材や人員が、スポーツ振興や経済のために割かれてしまうということでもある。

招致委員会の竹田理事長は、海外メディアに向け「東京は福島から250km離れ安全である」と、「フクシマ」と東京を切り離すように言い放った。
折りしも、汚染水が海水に流れ込んでいると報道がされ、複数の研究者たちによる海洋汚染の予測研究が行われている最中に、このような決定がされたことは残念でならないし、率直に言って腹立たしい。

modelsimulationpacific.jpg

安倍晋三首相は、招致のプレゼンテーション後の質疑で、この汚染水漏れ問題に関し「状況はコントロールされている。東京にダメージが与えられることは決してない」、「健康問題は今までも、現在も、将来も、まったく問題ないと約束する」 と発言し、また「汚染水による影響は港湾内の0.3平方キロの範囲内で完全にブロックされている」とも述べた。
だが、そのような港湾の安全設備が完成しているという事実は無く、地下水にも放射性物質が漏れ出しているという客観的データが発表されているなか、膨大な量の放射性物質が海洋に流入していないなどと断言することは誰にも出来ないし、あまりにも無理のある強弁だと言わざるを得ない。一国の代表が全世界のメディアに向けて、明らかな嘘を述べたということだ。
首相は、「ヘッドラインを信じず、事実を見ていただきたい」とも発言した。日本政府の側が正しい状況を理解しており、海外メディアこそがおおげさな嘘をついているという意味だ。
第二次大戦における「大本営発表」を連想させる強弁は、世界の記者達や研究者などへの侮辱であり、今後、日本政府は外からの指摘や客観性のあるデータを無視し排除し続けていくという宣言にも聞こえる。
そもそも安倍晋三は、国民年金名簿問題の際、「最後のひとりまで責任を持って調べ上げる」と言っておいて、まもなく首相を辞任してから現在まで、何の責任もとっていないという「前科」がある。はじめから自分の発言に責任をとるつもりなどないだろう。

唯一期待できる要素は、今回の決定を受け、五輪に出場する世界の国々が今まで以上に本気になって、汚染状況を調査・研究・取材・報道をし始め、それを日本政府は拒否できないような状況に追い込まれる点である。
海洋汚染、土壌汚染、生物・食材の汚染、放射線量の値など、徹底的に厳しい目で調査してもらいたい。
海外の選手達はもちろん、日本の国民にとっても、それが最も利益につながるはずである。
ラベル:五輪 原発 放射能
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2013年06月07日

劇場用映画『蒼白者 A Pale Woman』のウェブサイトを制作しました

sohakusha_site

http://sohakusha.com/

今回は、劇場公開される映画作品の宣伝用公式ウェブサイトを作成することになりました。

ジャンルは恋愛+犯罪映画で、制作にあたり打ち合わせもしていただいた監督によると、「エンターテイメントを目指した」とのことですが、個人的には、どちらかというと作家主義的な印象を強く受けました。
「蒼白者 A Pale Woman」というタイトルは、クリント・イーストウッドの『ペイルライダー』からとられているとか。

主演は、『息もできない』で印象的な女学生役を演じたキム・コッビさん。監督の熱烈な呼びかけにより、出演を決めたそうです。
共演するのは、ドラマに映画に忙しい忍成修吾さん、『敦煌』や『CURE』の中川安奈さん、ピンク映画の巨匠・渡辺護さんなど。
また、脚本に『バトルロワイアルII 鎮魂歌』の木田紀生さん、撮影はポン・ジュノ監督の撮影も手がけている福本淳さんが手がけています。

デザインとしては、監督の要望をもとに、ブラック・ブルー・ピンクを基調に、ミステリアスな雰囲気でまとめ、メニュー部分をガラスの弾丸痕で表現しています。

本作品は、今年の6月8日より、渋谷ユーロスペースで一般公開。その後、仙台など全国で順次公開予定です。詳しい情報は(http://sohakusha.com/)で、ご確認ください。

映画サイト制作の実績がひとつできました。
kei-onoderaは、映画・演劇、ものづくりに関わっている方を応援しています。ウェブサイトが欲しいと思っている方、ぜひ私の運営サイトの「お問い合わせ」からご依頼ください。制作費など格安でご相談に応じます。
また、それ以外のデザインなどのご依頼もお気軽に。

 
ラベル:映画
posted by kei-onodera at 10:46| Comment(0) | TrackBack(0) | WEBデザイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月07日

SUPER HERO

『スーパーヒーロー』 匿名企画 ANONS PROJECT



ラベル:ANONS PROJECT 原発
posted by kei-onodera at 16:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月23日

首相官邸前デモを「報道ステーション」が伝える

「大飯原発再稼働反対」首相官邸前デモ、回を追うごとに参加人数が増え、6/22には4万5千人もの人が集まったということです。
このもようはテレビ朝日系列「報道ステーション」で全国放送されました。新聞・TV局など大手メディアがこのデモについて、何故か全く伝えないという状況の中、この番組の報道姿勢は非常に評価できると思います。
posted by kei-onodera at 11:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月16日

大飯原発再稼働反対運動「首相官邸前アクション」

野田佳彦首相は記者会見で、「国民生活を守るため」と、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働を決断したと表明した。
国の未来を左右する重要な判断にも関わらず、国民投票などを行わない、この強行的決断と不明瞭な説明に対し、首相官邸前にて反対運動、「首相官邸前アクション」が起こっている(15日には、11000人ものの人数が集まった)。

反対運動がどのような状況になっているのか、Youtubeにアップロードされている反対運動の動画をここに転載することで、少しでも広められたらと思っています。
私達は、日常の生活で、なんとなく場の空気を悪くしてしまうことをおそれて、原発問題や放射性物質の汚染問題について、口をつぐんでしまう傾向にあると思います。
ただ、甚大な原発事故を引き起こし、事故の収束と、調査も行われないまま、それでも強引に原発をエネルギー政策の中核として押し進めようとする政府に対して怒りを感じている人たちは、確実にフラストレーションがたまり続けていて、その矢先に野田総理の強行的な再稼働の決断を報告する会見を聞いたことで、怒りと焦燥が高まり、多くの人たちが自然発生的に声を出し、政府に対してアクションを起こすという状況が生まれたということだと思います。
一番上の動画では、撮影している女性自身が号泣している声が聞こえます。こんなに多くの人たちが、自分と全く同じ気持ちで政府に怒りを感じ、社会を改善しようと声を上げていることに感極まったのだと思います。






posted by kei-onodera at 10:36| Comment(1) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月29日

東大・児玉龍彦教授、ショッキングな怒りの緊急提言

東京大学アイソトープ総合センター長、児玉龍彦教授が、衆議院厚生労働委員会の参考人説明で語った、「放射線の健康への影響」の動画です。
児玉龍彦教授は、東大病院の放射線の除染に携わり、医学的見地から、放射性核物質の人体における影響を調べている研究者です。
東京大学の専門家によるショッキングな現状認識と、政府の対応への怒りは、国民に波紋を呼ぶ内容でした。
このような差し迫った状況の中、国会では、首相の献金疑惑追及など、与野党による政争が続いています。


内容抜粋
・現行の放射線の障害防止法は、高い線量の放射線が少しあることを前提にしている。ここで総量は問題にされていない。
・熱量からの計算では、総量は広島原爆の29.6個分に相当。
・原爆による放射能の残存量と、原発から放出されたものの残存量は1年経って、原爆が1000分の1程度に低下するのに対して、原発からの放射線汚染物は10分の1程度にしかならない。
・食品検査について、ゲルマニウムカウンターではなく、今日ではもっとイメージングベースの測定器がたくさん開発されているが、政府がそれを利用しないということに、満身の怒りを表明する。
プルトニウムを飲んでも大丈夫という東大教授がいると聞いて、私はびっくりしたが、α線は最も危険な物質であり、肝障害を引き起こす。
・内部被曝というのは、何ミリシーベルトという形で言われるが、それは全く意味がない。
・ヨウ素131は甲状腺に集まり、トロトラストは肝臓に集まる。セシウムは尿管上皮、膀胱に集まる。これら体内の集積点を見なければ、全身をいくらホールボディスキャンしても、意味がない。

■除染について、4つの緊急提案

1.国策として、食品、土壌、水を、最新鋭の機器を投入し測定していくべき。これは今の日本の科学技術で全く可能。

2.緊急に子供の被曝を減少させるために、新しい法律を制定するべき。現在、東大の27のいろいろなセンターを動員して南相馬の除染を行っているが、高線量のものを置いてはいけないので、ドラム缶に詰めて東京に持って帰ってきている。放射性物質の運搬・受け入れ、自分の現在やっていることは法律違反になっている。

3.国策として、土壌汚染を除染する技術に、民間の力を結集させるべき。

4.どうやって本当に除染をやるかを、まともに審議すべき。七万人の人が自宅を離れて彷徨っているときに国会は一体何をやっているのか。
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2011年07月21日

Proh mic "life" ft. MC Adad



見かけて、とくにトラックが素晴らしくクールだったので紹介。
Proh micはカリフォルニアの音楽プロデューサーで、過去にQuazedelicやX-Clanの楽曲をプロデュース。
ソロ活動を始めたのはごく最近なので、日本でもほとんど紹介されてないっぽい。
フィーチャリングはMC Adad。彼はこのミュージック・ヴィデオも監督している。
電話で会話しながら掛け合うという面白い構成。電話口からのノイズの表現も良い。



ラベル:hip-hop Proh mic MC Adad
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2011年07月14日

となりのドロドロ原発利権

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中日新聞に掲載されている政治風刺漫画から。佐藤正明さんの作品です。率直なネタで素晴らしいと思います。
我欲のために国民の生命を危機的状況にさらす今回の原発利権団体の行動に怒りを覚え、その思いを表明せずにいられなくなっている人はたくさんいます。
「となりのトトロ」の宮崎駿監督も、反原発思想を強めているという話を聞きます。
多くの人々がストレスを強めていると思われますが、その負の感情をぶつけるべきは、その利権団体や、原発ビジネスを頼みとする地方自治体や個人が第一の対象であると考えます。
私も連日の報道にいい加減うんざりしていますが、今このときを逃して、このような卑劣な既得権益層を引きずり落とす機会は訪れないと感じ、責任追及の手を緩めてはいけないと思っています。


posted by kei-onodera at 04:16| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月08日

家庭の節電は全く必要なし。また大嘘をついていた電力会社。





またも真実に切り込んでくれた「そもそも総研」。今回は、「電力不足は本当なの?」というお話。
電力会社がウェブページなどで発表しているデータを集めて単純に計算するだけで、原発が稼動していなくても電力が余るはずだという試算が出た。
東京電力にこの疑問をぶつけてみたところ、根拠の不明な数値データを提示され、「やはり足りない」と返答される。
この数値の操作は、原発の必要性を印象付けるための演出なのではないかということ。

この疑惑を裏付けるのは、先日見つかって大きく取り上げられた、日本原子力文化振興財団がまとめた「世論対策マニュアル」の存在だ(抜粋:原発推進へ国民分断、メディア懐柔。これが世論対策マニュアル)。
「原子力PA(社会受容性)方策の考え方」(91年報告)
「事故時の広報は、当該事故についてだけでなく、その周辺に関する情報も流す。この時とばかり、必要性や安全性の情報を流す
「夏でも冬でも電力消費量のピーク時は話題になる。必要性広報の絶好機である

このようなマニュアルが、自民政権時から今日まで、税金を使用して作成され続けてきた。
電力会社は、国家・国民、そして世界に甚大な被害を及ぼしておきながら、こういった、国民への印象操作の施策を、あらゆる方法でとり続けているのだ。
もちろんその動機は、原発利権の存続にある。
ラベル:節電 東京電力
posted by kei-onodera at 07:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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